ロシュ編
蜜編
サク編
蓮火編
アリエス編
黒編
しのめん編
奏湖編
ちこ編
志津編
タイキ編
ゆん編
なつめ編
卵茶編
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■ロシュ
みく子の元カレ。
二枚目、頭脳明晰、スポーツ万能で浮気者。
みく子と別れてエリカと付き合いながらも、みく子に未練がある人。
■蜜
みく子の現彼氏。
みく子のアバンギャルドなパーマを見て怒った。
世界を救いたいと思ってる人。
■サク
みく子の初恋の人。
みく子のことだけを考えながらも、人生に絶望してる。
悪魔と契約なんかしちゃってる人。
■蓮火
みく子の知り合い。
路上ライブで知り合い、アバンギャルドなパーマを見て
「とりあえず、そのパーマだけは直せよ!」と路上で叫ぶ人。
■アリエス
みく子と同じ研究室の学生。
先輩には卵茶もいる。
教授にいろんな意味で愛されてる人。
■黒
みく子のチャット友達。
るどんとビリヤードしたりもする。
みく子と実際に会ったことはない人。
■しのめん
みく子の友達。
どう見ても二児以上の父親としか思えない老けた大学生。
色の識別が出来ない人。
■奏湖
みく子の元後輩。
大通りにある24時間営業のマックス・ドックスの元気な店員さん。
みく子のライブポスターをそこら中に貼りつけた人。
■ちこ
みく子のストリート友達。
みく子と同じようにストリートで歌ってる。
昼は喫茶店、夜はダイニングバーじゅごんで働いている人。
■志津
みく子の友達。
「ふろーら・しょうだ」でバイトしてる。
落研で「るど」と漫才コンビを組んでる人。
■タイキ
蓮火の兄。
タクシードライバーをしている。
弟の蓮火のことをいつも考えてる人。
■ゆん
みく子の友達。
普段はたまにメールでやりとりしてる。
みく子のライブのポスターを作った人。
■なつめ
みく子の高校の同級生。
高校時代はみく子の生演奏を聴いたりしてた。
現在は立派に社会人をしている人。
■卵茶
みく子のゼミの先輩。
みく子とはよくメールをする仲。
後輩にはアリエスもいるがどちらからも先輩扱いを受けていない人。
■M線上のアリア CM動画 A巻発売編!
 
 

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一日目:アリエス編 01話

僕は真面目に研究するタイプじゃない。
とりあえず卒業できればいいんじゃないかとも思ってる。
だから迷うこともなく談笑しているグループに交じることにした。

グループのメンツっていうのはだいたい傾向が似る。
つまり、ココにいるやつらは僕と同じように夏休みを満喫してきたタイプなのだ。
大学生活も残り半年だというのに。
いや、残り半年だからか。
働き始めたら遊べないじゃないか。
そんな考えがまず頭の中心を担っている。
内定が決まっているからいいものを卒業できなかったらなんて考えないのが素晴らしい。
(もちろん僕もだが)

「そういえばさぁ。
 あの一番奥に座ってる子誰?あんな子、ココにいたか?」
そう僕は尋ねた。
「あぁ、みく子ちゃんらしいよ。」
「らしい?」
「俺も最初は誰かと思ったんだよ。
 そんで始めましてって声かけたらみく子ちゃんでさ。」
「詳しいことは聞いてないけど、夏休み明けて別人って感じ。」
「まじめだったけど、前以上って感じだな。」
「たしかに。」
「そういえばさぁ、やっと箱買ったんだけど・・・。」
悠太が次のネタをふった。

結局のところ
奥に座ってる子がみく子ちゃんだということしかわからなかった。
ただ
夏休み明けだというのにあの白さはおかしいと思う。
個人的には軽く焼けてるくらいが健康的でいいと思うのだが。
彼氏とうまくいってないのかな。
いや、関係ないか・・・。
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二日目:アリエス編 02話

うちの大学は交通の便でいえば不便でしかない。
今日だって電車が十分くらい遅れたからどうなるかと思ったさ。
運よく道路がすいてたからいいものの
どうにかならないだろうか。

大学に行くと耳に入ってくるのはみく子ちゃんの話題ばかりだった。
昨日は研究室でくっちゃべってただけでみく子ちゃんにはノータッチ。
こんなことならもっと絡んでおけばよかったんじゃないかと思う。
残念だ。

ただココでひとつ問題があるんだ。
みく子ちゃんはあのオレンジ色の髪ですごく有名だ。
だから僕はみく子ちゃんを知っている。
重要なのは僕はみく子ちゃんを知っていること。
問題なのは僕とみく子ちゃんは知り合いじゃないということ。
どうしたものか。

そんなことを考えてるうちに講義室に着いてしまった。
パワポ(パワーポイント)がヒドイことで有名なT教授の講義だ。
何がひどいって黒地に白字なんだよ。
いまどき中学生でもそんなのやらないって。
決して間違ってることを教えてるわけじゃないのに怪しい感じがする。
そんな理由もあってこの講義には友人が居ない。
それだけじゃない。
この講義を受けてるのは十数人しか居ないんだ。
それ故。
凹む。

次の講義には友人が数名参加していた。
はずである。
四人が机に伏せていたのは内緒にしておこう。
僕は後ろに座っていた北兎に尋ねた。
「そういえばさぁ、みく子ちゃんって知ってる?」
「へ?何それ?」
僕は驚いた。
北兎はあれだけ目立っているみく子ちゃんを知らなかったんだ。
僕はみく子ちゃんに関して知ってることを適当に話した。
「オレンジ色の髪でさぁ、最近イメチェンした・・・
 やけに色白になって・・・
 昨日も・・・ext」
それだけで北兎はみく子ちゃんに夢中になってくれた。
よくわからないけど
僕はそのことに満足してしまった。
我ながら全く意味がわからない。
そしてみく子ちゃんとの関係に進展が無いことに気づいてしまった。

午後は相変わらず半ばどうでもいいことで盛り上がったと思う。
内容を覚えてないところからすると本当にどうでもよかったんだろう。
そして今僕は思い出してしまった。
提出しなきゃいけないものがいくつかある気がする。
みく子ちゃんのことばっかり考えてる場合じゃないじゃないか。

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四日目:アリエス編 03話

目が覚めて気がついたことが一つ。
たまり場(研究室)に行ってない。
僕は本当に卒業するつもりがあるんだろうか。
今日は早めに大学に行こう。

荷物をまとめて大学へ。
この時間に出れば九時には大学に着けるだろう。
いつものところに行けば二,三人友人がいるだろうがそれどころじゃない。
今日は自分の研究を進めなくては。
あそこに行ったら戻って来れなくなる。
そんな求心力があそこにはあるんだ。

大学に着いてからはずっとたまり場(研究室)にこもった。
まじめな雰囲気さえ出していれば絡んでこないのがやつらのいいところだ。
研究に集中して没頭していたにもかかわらずある煩悩が頭の片隅を占める。
『みく子ちゃん』
突然のイメチェン(僕が知らなかっただけかもしれないけど)を知ってから
僕は研究室に行ってなかった訳だが
みく子ちゃんのデスクには変化が無かった。
デスクには軽く埃がかぶっていた。
置かれた本が動かされた形跡が無いから間違いないだろう。
ちなみに僕の研究室。
一人ひとりが一緒にバラバラの研究をしている。
そのため一人一デスクが与えられ、基本的に他の人のデスクには触らない。
そんな暗黙のルールも存在する。
それもみく子ちゃんのデスクに変化が無いことを確定させる要素の一つになっている。
みく子ちゃん。
彼氏とうまくいってないのかなぁ。
関係ないけど・・・。

十二時ごろ早めに大学に来たせいもあって昼寝をとることにした。
(正確には久しぶりの研究)
いつも以上に眠い。
二時か三時ごろに起きられれば大丈夫だと思う。
うちの大学の学食は昼時に尋常じゃなく人がいる。
知り合いでもない人と隣でご飯を食べるなんて・・・。
講義が始まってしまえばそれも安定する。
だから昼寝。
なんだか久しぶりに面白い夢が見られそうな気がした。

遅い昼食を食べた後、
研究室に戻るときにみく子ちゃんに会う(正確には目撃)。
そして学生(たぶんハーフの帰国子女)と一緒に有名な博士の研究室のほうに向かっているんだ。
別に声をかけるわけじゃないし面識がきちんとあるわけじゃないからスルーなんだけど。
なんだけど、みく子ちゃんの顔を見て僕は走り出すんだ。
タイミングもよくわからないプチダッシュで。
あぁ不自然極まりない。
そして廊下の角を曲がったところで人にぶつかりそうになる。
きっと二児のパパみたいな顔をした学生なんだ。
きっとそうだと思う。
そして研究室へ。

ざっとこんな夢だろう。
そして八割くらい正夢になる気がした。
どこからその確信が出てくるかわからない。
でもそんな気がしたんだ。
そんな確信を胸に
僕は眠りについた。
僕が寝ていても世界は勝手に進む。

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四日目:アリエス編 04話

よく眠れた。
朝から大学にいたらから普段とリズムがズレる。
空腹に襲われた僕は学食に向かった。

ニ時にもなれば学食にいる学生はまばらになる。
時々女の子の笑い声(結構にぎやか)が聴こえるくらいで
他は勉強してたりゲームしてたりゲームしてたり。
僕はがっつり食べたかった。
食券売機のカツカレー丼のボタンを押し携帯をかざした。
久しく大学で現金を使ってないような気がした。

学食のおばちゃんに食券を渡す。
大量の学生をさばくだけのことはあって一分も経たないうちにカツカレー丼が出てきた。
僕は好きだからかまわないが
なんでカツカレーを丼にしたのか
その意図がよくわからない。

ゆっくりっ食事に没頭する。
没頭・集中することは周囲を意識から排除することだ。
そう聞いたことがある。
そういう風に意識したことはないけど
とりあえず笑い声は全く気にならなかった。

食後の休憩兼思考のアイドリングも済ませた。
さて
研究室に戻ろう。

途中、ハーフライクな顔立ちの男子学生とアヴァンギャルドな髪型をした色白の女子学生と出会った。
初めは面白いカップルがいるもんだなぁ。
と思った。
すると女の子のほうが手を振ってきた。
よく見るとみく子ちゃんじゃないか。
あわてて手を振り返す。

僕はなんだか恥ずかしくなってプチダッシュでその場を立ち去った。
自分の研究室に向かうために角を曲がるときに人にぶつかった。
やけに変なポジションに居たと思う。
きちんと見たわけじゃないがニ児のパパっぽい顔立ちだった。
本当に学生か?

それにしてもさっきみく子ちゃんの隣に居たのが彼氏なんだろうか。
うまくいってないような噂を耳にしていたが
どうやらうまくいっているようだ。
そんなことを考えてるとあの二人がいいカップルな気がしてきた。
そして今さら気づく。
僕デジャってるんじゃね?
(注:デジャってる(動)デジャヴを体感している)

研究室に戻ると扉に付箋が貼られていた。
決して大きくない十cm四方程度のやつだ。
そこには可愛い丸文字で
『連絡があるから自分のデスクを確認してね』
と書かれていた。
よく見るともう一枚下に付箋が貼ってある。
めくると
『他の子たちにも知らせなきゃいけないから付箋ははがさないでね♪』
・・・・・・・・・・・・。
遅いだろ。。。

連絡ってなんだ。
付箋をそれらしく元に戻し急いで自分でデスクに戻る。
するとさっきと同じように付箋がドンと貼られていた。
『後期になったから中間発表してね♪明日の三番目だから』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
二回目も確認もしないまま破り捨ててしまった。
悪い冗談だろうか。
新手の嫌がらせだろうか。
最近流行りの無茶振りってやつだろうか。
これで今日やらなきゃいけないことが決まってしまった。
明日の三番目。
いつだよ。
とりあえず今日中に作れって事なんだろう。
いいさいいさ。
中間発表の準備くらい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
暴動起そうかな。

ちなみにうちの教授は男性だ。
グーでいいかな。。。

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四日目:アリエス編 05話

なんで一人だけ。


あれから
僕はひたすら中間発表の準備をしていた。
二十時を回ったあたりで帰る気が失せ、
二十二時を過ぎた頃にはテンションがおかしくなり、
二十三時ごろからはナイトフィーバーと称してダンスマンを熱唱してやった。
その間
教授も含め誰も研究室にやってこなかった。
何だろう。
まったくやる気が感じられない。

そういえばみく子ちゃんとすれ違ったけど
みく子ちゃんは明日中間発表だと知ってるんだろうか。
彼氏(?)と一緒に居たけど向かってたのはどっかの研究室だったな。
なんだっけ・・・。
セキュア・・・
違う気がする。
まぁいいか。

くそぅ。
ナイトフィーバーのせいでまぶたが重い。
視界が・・・・。

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五日目:アリエス編 06話

目が覚めるとコーヒーカップが置かれていた。
誰も居ないはずなのにカップからは湯気がたっていた。
・・・・・・。
????????
後ろを見ると
まったく意図のわからない笑顔で座っていた。
「おはよう」
と教授。
「お、おはようございます。」
あわてて返す。
「えっと、今日、中間発表なんですよね。」
「うん。アリエス君だけね」

・・・・・・・・・・。
やばい。
再び眠気が。
デスクの上のコーヒーに手を伸ばし、一口。
そして意識を取り戻す。
普通においしかった。

「すみません。もう一度お願いします。」
「だ・か・ら。アリエス君だけ中間発表」
「・・・・・・」
「????」
「ちょ、ちょっと待ってください。
 おかしくないですか。僕だけ中間発表なんて。
 他の人はなんでやらないんですか。
 だって、紙には三番目って・・・。」
「それは秘密。
 君だけやるって言っても準備しないでしょ?
 ちゃんとやる気がでるように配慮してあげたんだから
 午後一(十三時)で発表ね。じゃ。」
そういって教授はまた姿を消してしまった。

しばらく状況がつかめず僕はその場で立ち尽くした。
厳密にはイスに座っているわけだが。
ハッとし他の人のデスクの付箋を確認する。
『明日はアリエス君と二人っきりで中間発表だから研究室には来ないように!』
・・・・・・・・・・・・・。
何事か。
あの教授はそこまでするのか。
ヒドイ。
ひどすぎる。
このまま逃げ出してしまおうか。
いや、ここで逃げ出しても卒業までには通らなければならない道のり。
くそっ。
図られた。。。

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五日目:アリエス編 07話

結局教授の意図のわからないまま(わかりたくもないが)中間発表をすることになった。
徹夜でプレゼンを作ったにもかかわらず
教授の感想は
「大丈夫そうね。」
一言だった。
この人からOKが出なければ卒業できないのでなければ本当にグーだったと思う。
僕の一日を返せ。

ただ気になった一言があった。
「笠原さん、うちの研究室から居なくなっちゃうかもね。」
教授本人は特に意識して言ったつもりではなさそうだったが僕の興味を誘うには十分な一言だった。
少なくとも半年は同じ研究室で過ごした仲だ。
(バラバラの研究をしていたし、そんなに接点もなかったが)
どうして他の所に移るのか。
それだけでも知りたくなった。
きっと僕は
どこかでみく子ちゃんを意識してたんだと思う。

夕方からはみく子ちゃんについて聞き込みをした。
みく子ちゃんとつながりのある友人が居ない僕にとって、それは非常に困難なことだった。
馴れ馴れしく話しかける訳にもいかず。
怪しまれない程度の距離感で質問をぶつける。
そうやって少しずつ少しずつみく子ちゃんに関する情報を集めていった。

辺りはすでに暗い。
帰って今日集まった情報をまとめよう。
急がないとバスが無くなる。

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六日目:アリエス編 08話

昨日の聞き込みでわかったことをノートに書き出してみる。

■みく子ちゃん
・ギターを弾く。
・花屋(ふろーら・しょうだ)でバイトしている。
・ロシュ(後述)とは違う彼氏がいるようだ。

■ロシュ
・みく子ちゃんの彼氏じゃないらしい。
・エリカという恋人がいる。
→二股疑惑
・ハーフらしい。

■エリカ
・ロシュの恋人(上の情報から)。
・友人多数(みく子ちゃんと共通のつながり有り)
・居酒屋「呑処 お松」でバイトしていた。
・ノートン教授の孫(!?)。
・ここ数日大学に来ていない?

■志津
・みく子ちゃんの友達。
・落研で漫才コンビをしている。
・みく子ちゃんと同じ花屋で働いている。
・エリカの友達。
・しのめんの友達(後述)。

■るど
・志津の漫才コンビの相方。
・びっくりパーマ。(どうでもいいか)

■しのめん
・モノクロでしか色を判別できない。(そういう病気?)
・本名は志野山麺太。
・志津の友達。

む?ん。
どうしたらいいんだろう。
接触するとして本人とロシュって人はアウト。
エリカという人も難しいだろう。
一番簡単に捕まえられそうな人。
志津さんかるどさんだな。
もうすぐ学園祭だから落研に行けば会えないことはないだろう。
行ってダメだったら次を考えよう。
とりあえず落研へ。

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六日目:アリエス編 09話

昨日のメモを片手に大学へ向かう。
研究室に向かうのではなく部活棟へ。
志津さんに会えば何かわかるかもしれない。
そうすれば
心のモヤモヤも解けるかもしれない。
わからないけど
何もしないわけにはいかなくなってしまっていた。

大学の敷地の一番奥。
決してきれいとは言えない数棟の建物が部活棟になる。
部活棟Aの3?9。
そこが落研の部室になっている。らしい。
初めてこの場所に来たが
案内板にそう書いてあるのだったら間違いないだろう。

階段を上り右手奥。
新旧なんでもありに
落語から漫談、コント、漫才ext・・・
ところ狭しとポスターが貼られている。
一応周囲を確認したが『落語研究部』の看板は無い。
きっとこのポスター群の下に隠れてしまったのだろう。

そんな考察に浸っていてもしょうがない。
早く物語りを進めなくては。
ノックしようと右手を伸ばす。
突然ドアが開き、こぶしにあたる。
「っ痛」
予期していなかったこともあって痛い。
無意識の回避行動も合わさって一歩退く。
とっさに漏れた声に気付いたのか中の人が顔を出す。

「大丈夫ですか」
関西訛りの声と同時に黒髪の綺麗なボブに落ち着いたローズの口紅が美しい女性が目の前に現れた。
やばい。
ちょっと惹かれるかも。
「ごめんごめん。
 ドアの向こうに人が居てると思てなかったわ。。」

「大丈夫です。
 不意打ち食らっただけですから。」
「ほんま、ごめんやで。」
笑ってごまかしてる感じも中々良いと思う。
「で、うちに何かご用ですか? 見学もかまへんけど、学祭前やから、今見ていったら学祭おもろなくなるよ?」
目をキラキラさせながら言われると・・・。
「いえ、志津さんっていらっしゃいますか?
 ちょっと話したいんですけど。」
「志津ちゃん?
 志津ちゃんやったら、るどんとネタ合わせしに行ってるけど」
「そうですか・・・。」
「なんや、志津っちモテモテやんか。残念やね。」
(さっきと呼び方ちゃうがな)
思わず心の中でエセ関西弁でツッコミを入れてしまう。

「どこでやってるか判らんけど、あの子ら声でかいからうろついてればみつかるんやないかな。 
 それとも呼び出したげよか?」
「いいえ、結構です。
 ちょっと探してみます。
 一応帰ってきたら連絡いただけるようお願いできますか。
 番号これなんで。」
そう言って適当な紙に携帯の番号を書いて渡す。

「りょーかい。私は部長のサイコです。 
 これが私の番号ね。志津ちゃん、帰ってきたら連絡するかもしれんから。」 
「ありがとうございます。」
「力になれなくて、ごめんなさいねぇ。」
「いえいえ。では、失礼します。」
「がんばれぇ!」

サークル棟を後にする。
サイコさん。
中々絡みやすい感じの人だった。
また遊びに行ってみよう。

「ほんで、年寄りが無理したら『年寄りの鼻水』やし。」
「こっちが洟出そうやわ」
「桃栗三年、ネタ八年」

なにやら遠くから漫才(?)をしているような声が聞こえる。
声の主の片方は以前学食で聞いたことがあるような気がする。
とりあえず行ってみよう。
もしかしたらっていうこともあるかもしれない。

「あ!あ?あ?、お兄さん!!」
片方の声が大きくなる。
「すみません、よかったら…なんですけど、もう少しだけうちらに・・・。」
ネタの練習にしてはおかしなフレーズだな。
もう一人くらいそこにいるのか?
その声が聞こえたのを確認して二人に声をかける。
向こうに歩いてる人が居るがきっとさっきの三人目だろう。

「すみません。志津さんって人探してるんですけど。」
「はいぃ?」(涙目)
「!?」
「ビックリしたぁ。なんでしょ? 
 うちらのネタ聞きにきはったんですか?」
(むしろ、そのリアクションにビックリしたわ)
「志津さん、違う違う。
 この人、志津さんを探してるんやって。」
「・・・。」
「志津さんを探してるんよね?ね?」
「はい。志津さんを・・・。ってことは志津さんなんですか。」
「はい?そうですけどぉ。」
なんだろう。
意外と簡単に見つかってしまった。
「何かご用ですか?」
「えっと、みく子ちゃんのことで・・・。」
「あれ?志津さんに愛の告白と違うん?残念やね。志津さん。」
るどん(サイコさんの話から推測)が茶々を入れる。
「残念って・・・。
 私かって愛の告白の一つや二つぅ・・・。」
「あるの?」
「・・・・・・・。
 えっとみく子のことでしたっけ?」
「あら、流された」
「あら、流しちゃった」
「えっと。ちょっと話が聞きたくて。
 ここじゃアレなんでどこか場所を変えてできたらなんて思ったり思ってみたり。」
「思てるんやね。ちょっと待ってねぇ。
 今いいとこ考えるから。」

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六日目:アリエス編 10話

「えっと、お腹すいてない?
時間も時間だからどっかでお昼食べながら話しようよ。」
志津さんに言われて時計を見る。
まったく意識してなかったが時計は一時を回っていた。
「そうですね。
学食でも行きますか?」
「それはマズいなぁ。
大通りのマックスにしよ。」
「何でマズいの?」
「私が男子と一緒にご飯食べてるの見つかるとマズいやろ?」

「・・・・・」
「なに?その目ぇは」
「一体誰に見つかるとマズいんですか?」
「んーーーっと」
「はい、言うてみたかっただけですね?」
「バレてます?」
「バレてます。てか、しょっちゅう男子とご飯食べてます」
「そうそう、こないだなんか合コンの数合わせに男子のリストに入っとったわ」

そこで志津さんは、思い出したようにいきなり念を押してきた。
「マックスでいい?」
「はい、大丈夫です。」
「るどんも来るよね?」
「いいですよ」

大通りのマックスに行くのは久しぶりな気がする。
遠目で見て、マックスの壁のデザインが違う気がした。
「志津さん。
 マックスってあんなデザインでしたっけ?」
「あれぇ?あんなんやっけぇ?
 るどんはなんか知ってる?」
「ほんまや。どうしたんでしょうねぇ」

ここまで素敵なマックスは初めてかもしれない。
いや、
初めてだ。
ところ狭しと同じポスターが貼ってある。
しかも誰かアーティストのライブ告知らしい。
「あ、これみく子の路上ライブやん。
 あの子歌うんよなぁ・・・って、今日の晩やんか」
「みく子ちゃん、歌うたってたんですか?」
「十月に入ってからは歌ってなかったみたいだけどね。
 とりあえずお昼♪」

レジに並び
ボクはフィッシュバーガーとホットコーヒーを
志津さんはフィッシュバーガーとコーラを
るどんさんはチーズバーガーとコーラを頼んだ。

「えっと、話を始める前に大事なこと。
 君の名前は?」
志津さんに言われて思い出した。
僕は名前を名乗らないままここまで来たんだ。
「あ、すみません。アリエスって言います。」
「アリエス君ね。はい。
 で、何が聞きたいの?」
「みく子ちゃんとは研究室で一緒だったんですが、
 特に接点もなくて。
 でも、大学始まってみたら真っ白素敵なパーマになってて
 教授には研究室変わるって言われて・・・。」
 僕は思ってることを全部言ったと思う。
 まったくと言っていいほどまとまってなくて。」
志津さんとるどんさんは目をパチクリしていた。
「ん?。アリエス君の頭の中がゴチャゴチャになってることは判った。
 ほんで、何もわかってないの?」
「はい。。。」
「そぅかー。
 んーーーっと、実は私にもよく判らへんねんけど、みく子に何かあったのはあったと思う。
 で、バイトも休んでるし、田所先生が探してたりするし。
 あ、そうそう、帰国子女のロシュくんとノートン教授に会うとか会わないとか」
「ノートン教授ですか?」
「そうやんなぁ。意外でしょ?」

「まぁ、ポスター貼ってあるけど
 歌えるようになったんやったら大丈夫なんかなぁって。」
「はぁ。」
「アリエス君、夜は暇?」
「暇ですけど。」
「そしたら、ライブ来てみるよいいよ。
 そうすればなんかつかめるかもしれないし。」
「そうしてみます。」
「私らも行くから。あ、やばい。」
志津さんは時計を見るとあわてた様子で言った。
「本当はもっと話できらたいいんやけどバイト行かな。
 るどんは?」
「私は、今日こそCDショップに行くねん」
「うん、ほな後で電話するわ。じゃね?」
そう言って志津さんはネコのように店を出て行った。
「それじゃ、私もそろそろ」
「ありがとうございました。」
るどんさんも店を出る。

マックスには僕一人。
と知らない客が数名。
冷たくなったホットコーヒーはまだ半分くらい残っていた。
コーヒーを一気に飲み干す。
おかわりってできたんだっけな。
まぁいいや。

僕の知識
志津さんの情報
昨日のメモ
ライブまでまだ時間がある。
少し整理が必要だと思う。
あまりの情報に頭が混乱している。
思考するにはマックスは暖かすぎる。
外に出よう。
風に当たれば何かわかるかもしれない。

僕は大通りに出る。
街にいつもと変わった様子はなかった。
僕は何か変わるかもしれない。
何か変われるかもしれない。
答えはドコに。
変わること変わらないこと。
とりあえず公園に行こう。

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