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三日目:奏湖編 08話

大学ニ年の夏休み前に、私は大学を辞めた。

理由は、元々勉強熱心な方でもなかったし、大学に行く意味が分からなくなってしまったから。


だからもう、一年半くらいフリーターをしている。
そう、あのマックス・ドックスで働きながら。




今朝、テレビで台風十八号が近づいているって言っていた。
雨の写真が撮りたくて、防水カメラを準備する。

窓から外を見る。
うわ・・・凄い雨。
傘を差して外へ出る。大通りへ向かってみよう。



街は鉛色だ。
強い雨がアスファルトに跳ねている。



ファインダーを覗くと、雨の音が遠ざかっていく。



「あぁ!!奏湖ちゃんっ!!」
ドキーッ!!!

急に名前を呼ばれ、身を硬くする。
そーっと振り向くと、あぁ?!!
「ちこさんかぁ? もぅびっくりしたじゃないですかっ!」

「ごーめん? 奏湖ちゃん久しぶりだねぇ ほれ、その敬語やーめれって?」

「敬語はクセみたいなモンですから(笑)」

「(笑)ところでこの土砂降りの中、何をしてるの?」

「雨の写真を撮りにね、思いついたらじっとしていられなくなっちゃって」

「なるほど。奏湖ちゃんの撮る写真は素敵だもんなぁ。」

えへへ、と照れ笑いになってしまう。

「ぁ、奏湖ちゃんの連絡先 聞いておいてもいいかなぁ?」

私は「いいですよ?、私も聞こうと思ってたんです(笑)」と言い、メモ帳に携帯電話の番号とメールアドレスを書いて渡した。

「ありがと。 台風の中気を付けてね。」とちこさんは去っていった。


ちこさんの背中を見送りながら、シャッターを切る。



「あ!夕方からバイトだった!!」
雨の中、コケそうになりながらダッシュでマックスへ向かった。

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