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三日目:しのめん編 25話

「そろそろだ」


僕はゆっくりと立ち上がった。
自習室を出てノートン教授の研究室へと向かう。
一歩近付く度に脈が早くなっていく気がする。
廊下の一番奥、ノートン教授の研究室の前に到着した。
電子在席表はまだノートン教授の在席を表していた。


”ジェームス・ノートン(AI・電子セキュリティ)”


一年前と変わらない札が付いている。
一つ目のセキュリティも同様だ。
後ろを振り返ってみたが特に誰もいない。つまり誰かが出てくるのを待つ事になる。

そう思っていると中から誰かが入り口に近付いてくる。
かなり太っている。しかもロン毛だ。
もしかして一年前の彼だろうか?
いや、そうだとしたら一年間でかなり太った事になる。

ニヘラニヘラとこちらを見てきたけれど無視して入れ違いに研究室に入った。
と言うか特に何も言われないけどいいのか?セキュリティとしてどうなんだ?
と思ったけれど、やるべきことに集中した。


周りを見渡す。
ここも一年前とそう変わってはいない。
沢山の研究生がいるけれど、みんな自分の課題に没頭している。
部外者が入り込んでも特に気付いてもいないみたいだ。

研究室の奥を確認する。
そこも一年前と変わっていない。
映画などでしか見たこと無いようなセキュリティがそこにある。

一歩ずつ奥のドアへと近付く。
手のひらにじっとりと汗が出てきた。
妙に喉が渇く。



目を閉じて大きく息を吸い込んで感覚を研ぎ澄ませる。
全部の神経を全開にしていくように
身体の血液をぐるりと回すように。

ゆっくりと目を開く。



目の前のドアの中から声が聞こえる。



「いやいやマダム。今からそちらに向かいます」


「パーティに誘われたならジェントルマンとして断れませんわい」


「それでは、パーティ会場で」



声の主であろう人物がドアの方へと近付く。
ついにこのドアが開く時が来た。
入れ違いで駆け込む心の準備をした。


その時だった。


「そこにいるのは誰かの?」

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