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四日目:しのめん編 31話

大学に到着して昨日も訪れた研究棟に向かう。
学祭の準備で忙しいのか、アチラコチラが賑やかで騒がしい。

研究棟の中に入り、まるで昨日と同じように一階の廊下を進む。
研究室前にある電子在席表にてノートン教授がいる事を確認する。
昨日と違うのはここでインターフォンを押した事だ。


「はい?」


明らかに面倒くさそうに研究生の声が聞こえる。


「すいません、ノートン教授にお借りしたレポートの返却に来たんですけど」


応答はなく、ガチャリと一つ目のセキュリティが開いた。
研究室に入り奥のドアへと進む。ここでもインターフォンを押した。


「昨日、お邪魔した志野山です。レポートを返しに来ました」

「おぉ、君か。ちょっと待ちたまえ」


インターフォンからそう聞こえると、またあっけなくドアが開いた。


「すいません」

「いいや、君は網膜スキャンが出来ないだろうからのぅ…」

「あ、これ…ありがとうございました。」

「少しは役に立ったかの?」

「はい。充分過ぎるほどに」


そう言いながらΔレポートを受け渡した。


「君の、その目についていろいろ聞きたいんじゃが…あいにく今日は先約があっての」

「いや、それはいつでも、またお声かけて頂ければ」

「そうかそうか」

「それじゃぁ、これで失礼します!」


会釈をして振り返ろうとした時に、ノートン教授が一瞬鋭い眼光で僕を見ながら聞いてきた。


「君は受け入れるのかね?」

「そのつもりです」


そう答えて深く頭を下げた。
一年前にここに侵入していた事もバレていたし、あっさりと最後のレポートも貸してくれた。
ノートン教授には全てが解っていたのかもしれないな。


僕は研究室を出ると自習室へと向かった。
相変わらずこの研究棟にある自習室は人気が無い。
今日は自習室に誰もいなかった。

しばらくそこでこれからの事を考えた。
モノクロにしか見えない目、その他の鋭い感覚。
これらの事実を受け入れよう。

僕の思考はある結論を導き出そうとしている。
時間がゆっくりと過ぎていくようだった。

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