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四日目:ロシュ編 11話

「わー!お志津!」
ミクは、志津ちゃんを見つけるなり、満面の笑みでダッシュしてきて、「お志津ー、大変だよ。もー大変!」と座ったままの志津ちゃんに飛びついた。

驚いた。ミクと志津ちゃんは友達同士だったんだ。
エリカと志津ちゃんは友達だし…
ミクと志津ちゃんとエリカ。
その相関関係は、オレにとってはかなり不都合な関係だ。

ミクは、ガタガタっと志津ちゃんの横のイスにすわり、上半身をゴロンとテーブルにうつ伏せ、ほっぺたをテーブルに付けて
「はぁー、もう大変だったんだって。」

そのままの姿勢で顎を付け、俺の方を見て
「あれ?ロシュ、お志津とお友達?」
テーブルに付けたので、片方のほっぺたがちょっと赤くなった顔で言った。

「ああ、まあ、ついさっきに…」
と答えたが、ミクはそんな言葉を聞くか聞かないかという間に、志津ちゃんの方を向いて
「で、さあ、大事件よ。大事件。もーこんなこと一生に一度あるかないかぐらい大事件。もーダメなんだって私…」
と話を始める。

女の子同士が話し出すと止まらない。テンションが上がりきった時は特にだろう。
男はただの傍観者になるのが凡そだ。

「オレ、ちょっと、中庭にいるよ。まだまだ時間あるからゆっくりしてていいよ。」
平静を装い、食べ終わったトレーを持って、バッグを持って席を立つ。

ミクは、「えー、別にいいのにー。あー、でもー うん。分かったー」
と答え、女の子同士の話が再開する。

トレーを返却口に置き、外のベンチに座る。
学食の窓際の席に目をやると、オーバーアクションを交え、女の子同士の話がヒートアップしている。

やがて、バイバイとお互い手を振る仕草が見え、学食から出たミクが中庭を見回している。
オレが立ち上がると、ミクはオレを見つけ、不敵な小悪魔の笑みを浮かべながら、こっちに歩いてきた。

「さ、行こうか」
ミクが言った。


研究棟は中庭の向こう側にある。
ミクに歩幅を合わせて歩きながら、ほくそ笑んでるミクを見て
「志津ちゃんと何を話したの?」と聞いてみる。

「ええー、内緒。
女だけのひ・み・つ!」
フフッと笑いながら小悪魔の表情だ。

恐るべし小悪魔スマイル。

ミクは鼻歌を歌いながら歩いている。

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