スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

書┃籍┃化┃第┃一┃弾┃♪┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
★ブログじゃ読めないおまけページが盛り沢山!M線上のアリア A巻 購入はコチラから!★
にほんブログ村 小説ブログへ
↑ランキング参加中!感想の代わりにお願いします。

四日目:ロシュ編 20話

「ょぃしょ。ょぃしょ。。。」
「桃ニャー、1人で大丈夫?私も行きましょうか?」
斉藤夫人は桃ニャさんに声を掛けた。

「ぃぇ?。奥様ぁ。だぃじょぅぶでぇすぅ。」
えっちらおっちら抱えて、桃ニャさんは大きなものを持ってやって来る。

えっ?花? …?
教授の使いの用件は花?


「ぉ待たせしましたぁ? ふにゃぁ。」
桃ニャさんが奥から持ってきたのは、大きな大きなアレンジフラワーだ。

「これをある人に届けて欲しいの。それがノートン教授と私のお願いよ。あなたを一番大事に思っている人で、あなたを一番大事に思っている人に渡して欲しいの」
夫人はそういって、ウインクをした。

瞬時にエリカの笑顔が浮かぶが、改めてもう一度冷静に考えてみる…

もしやミクか?
…いや。ミクの本当の気持ちは、昔から良く分からない部分があった。小悪魔的な掴めそうで掴めないミクに興味を持った。
好きというより彼女には興味があると言った方がいいのだろうか。
それに、ミクの心は掴めないし、ミクは必ずしもオレの事を一番大事に思っていないのかもしれない。

やはりエリカか?
…時々はケンカもするが、やっぱりオレのことを大事に思ってくれていると思う。気分屋で我侭で、意地っ張り。でもそんなところも許せてしまう。それは好きだから。大事に思っているから。
気持ちをはっきり出して自分をちゃんと表現するし、オレを必要としてくれ大事に思ってくれている。一緒にいて一番気持ちが通じる。一番分かり合える。
間違いなくエリカだ。

「そうよ。その人よ …間違えないでね
今、その人は大通りのマックス・ドックスに居るから、届けて欲しいの」
夫人は、そう言った。


大きな花束を抱え、車のところへ運び、助手席のシートを倒し、車の後部座席に乗せる。 2ドアで後部座席が小さいが、ギリギリ何とか載った。

「じゃあ、頑張ってね」
にこやか笑顔で夫人は車に乗ってハンドルを握ったオレに言った。

「はい。いろいろとありがとうございます。では」
夫人にお礼を言い、大通りのバーガー屋「マックス・ドックス」へ向かう。


「行ってしまわれましたねぇ」
桃ニャが呟いた。
「きっとうまくいくわ。あのニ人ですもの」
走り去るオレの車を見送りながら、夫人は満足そうな顔をした。


綺麗な夕日が沈んでいく…
空は
花束のような綺麗なオレンジ色に変わった…


明日も気持ちのいい晴れの天気になるだろう。

書┃籍┃化┃第┃一┃弾┃♪┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
★ブログじゃ読めないおまけページが盛り沢山!M線上のアリア A巻 購入はコチラから!★
にほんブログ村 小説ブログへ
↑ランキング参加中!感想の代わりにお願いします。

≪四日目:しのめん編 34話 | TOP | 四日目:ロシュ編 21話≫


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。