スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

書┃籍┃化┃第┃一┃弾┃♪┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
★ブログじゃ読めないおまけページが盛り沢山!M線上のアリア A巻 購入はコチラから!★
にほんブログ村 小説ブログへ
↑ランキング参加中!感想の代わりにお願いします。

六日目:ロシュ編 34話

滲んだ視界の先では、ライブの片付けをしている。
そして、片付け終わったミクが渾身の力を振り絞るかのように立ち上がって、ふらふらと歩き出す。

オレは涙を拭い
「ミク!」
と呼んだが

ミクは
「さよなら… ロシュ。来ないでね。私、行かなきゃなんないの」
と口元だけに微笑みを浮かべて言った。

エリカに会釈して、人気のない路地の奥へ…

そして闇の中へミクのオレンジ色の髪は消えていった。


オレは追わなかった。
追ってはいけない気がしたから。

「さよなら… ミク…」



「あ!」
オレ達のちょうど真上の空を見上げてエリカが突然言った。

何か空から降りて来るのだろうか?
空からゆっくり綿毛の様に降りてくる小さな小さな何かを目で追っているみたいだ。

エリカが胸の前に自分の両手の平を静かに出した。

やがて何かを目で追っていたエリカの視線が手の平に移る…

その何かを手の平で受け止めたようだ。

そして、何かが乗っているだろうその両手の平を見つめ
手の平を静かに優しく閉じて、目を閉じて微笑んだ。

「…ん?」
エリカがお腹を押さえた。

「どうした?」
とオレがエリカに聞くと
「んん。何でもない」
と言ったエリカは、改めてオレを見て
「… かも?」
何故かちょっと微笑みながら言った。

書┃籍┃化┃第┃一┃弾┃♪┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
★ブログじゃ読めないおまけページが盛り沢山!M線上のアリア A巻 購入はコチラから!★
にほんブログ村 小説ブログへ
↑ランキング参加中!感想の代わりにお願いします。

≪六日目:ロシュ編 33話 | TOP | 六日目:蜜編 現在 83話≫


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。