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二日目:しのめん編 04話

タクシーが走り去った校門をモノクロに見つめていた。

僕が稲刈りの手伝いをしている間に、僕のみく子を取り巻く環境が急変している。

これは由々しき問題だ。
次のタクシーを捕まえて「あのタクシーを追ってくれ!」とでも言おうか。
いやいや、少し冷静になろう。

ぽん。

鼻に詰めていたティッシュを抜き取った。
鉄の臭いが嗅覚を刺激してくる。


「まずはみく子に何があったのかを調べる必要があるな」


妙な使命感を感じながら、僕は図書室へと歩き出した。

図書室にはそこそこの学生が調べ物や読書をしている。
空いていた隅の席に腰掛けると、僕は大学ノートを広げた。


「蜜クン、彼氏、大ゲンカ、仲直り、一緒に、イク」


今持ちえている情報を整理すると、この蜜クンっていうのがみく子を泣かした張本人で、どうやら、みく子の彼氏みたいだ。


「大ゲンカをしたけれど、仲直り…」


呟きながら大学ノートに追記をしていく。
フと、少し離れた窓際の席に座っている学生が気になった。
空いている窓の傍で分厚い本を難しい顔をしながら読んでいる。
本のタイトルは…「一般動物に見られる遺伝的病症」だ。
色は解らない僕の目も、視力は人の数倍は見える。
難しい本を読んでいるな。と思いながらノートに視線を戻す。

そもそも、みく子はなぜ泣いていたんだろう。
彼氏と大ゲンカしたが、仲直りしたんだろう?
それならあんなに悲しそうに泣く事は無いじゃないか。


(まてよ…?)


「一緒に、イク」


(このワードは、もしかすると、彼氏以外の誰かと【何処か】へ【行こう】としたって事か?
 それで逆上した彼氏に…許せん!)


大学ノートに大きく「彼氏=蜜クン=許せん」と書いた。

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