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二日目:しのめん編 05話

図書室と言えば「本貸出システム」だ。
思い出したように、僕は「本貸出システム」の端末前に移動した。
これは学生IDを入力すれば最近借りた本や、現在借りている本の返却日などが解るシステムだ。

僕は軽やかにみく子の学生IDを入力した。


「90395」


ピッ。とかいいながら端末にみく子が最近借りた本の一覧が表示された。
その本のタイトルの一つに目が止まった。


「一般動物に見られる遺伝的病症」


なんだっけ?ついさっき見た気がする。
目を閉じて思考を巡らす。


(そうだ!窓際の席のっ!!!)


勢い良く振り向いたものの、先ほどそこで「一般動物に見られる遺伝的病症」を読んでいた学生はいなかった。
すぐに端末に向き直り、本検索を開始する。
本のタイトルに「一般動物に見られる遺伝的病症」を入力し検索を実行する。

その本は数日前から借りられていた。同じ本はニ冊と無い。
さっきの学生とみく子は接触しているかもしれない。

この「本貸出システム」にはセキュリティ的に甘い部分がニつある。
一つはその学生本人でなくても、学生IDを知っていれば
その学生IDの学生が借りた本が参照出来てしまう事。
もう一つは、本の貸出番号の一部が学生IDになっている事だ。
多分、誰もそんな事気にしていないけれど。

僕は画面に表示されている貸出番号から、学生ID部分を抜き出し端末に入力した。


「91039」


「サク。彼の名前はサクか」


にやりと笑った顔が端末の画面に映りこむ。


急に後ろから「すいません、端末使いたいんですけど?」と言われて慌てて図書室を後にした。

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