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二日目:しのめん編 08話

目の前にいる。
みく子を泣かした張本人が。

僕は大学ノートを鞄から取り出して開いた。
そこには大きく「彼氏=蜜クン=許せん」の文字。

視線を花屋の前に戻す。
背の高い男は大笑いしながら女の子を助け起している。
女の子と普通に接する事が出来るなんて羨ましい。


(ん?)


あまり嬉しくなさそうに起されている女の子、さっきビックリパーマに首根っこを捕まれて連れて行かれた人だ。
確か、名前が「志津」だったかな。


「あれ?…志津…志津?」


ニ、三度呟きながら考える。
僕はあの「志津」という人を知っている気がする。
首根っこ捕まれて連れて行かれる以前から。

思考を巡らせる。
薄っすらとみく子の姿を思い出した。
そうか、みく子を介して出来た友達、だったかも知れない。


(みく子?…みく子…!!!)


思考を戻せ、顔を上げろ。
僕は今、何を成し得たくてココにいるんだ?
再度大学ノートを見る。


「彼氏=蜜クン=許せん」


大きく呟いた。
それからゆっくりと大学ノートを鞄にしまいゆっくりと花屋へ。
いや、あの背の高い、みく子を泣かした張本人「蜜クン」の方へ視線を戻した!


「てんちょ?のあほ?」


花屋の中からそう聞こえた。
花屋の前には誰もいない。


「なっ?き、消えた!?」


振り返っても誰もいない。
なんて事だ、みく子の事を考えるあまりに背の高い男を見失ってしまった。

僕は再び大学ノートを鞄から慌しく出すと
「彼氏=蜜クン=許せん」と書かれている部分に矢印を引いて「背が高い」と書き足した。

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