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二日目:奏湖編 04話

私とみく子さんが一緒の講義は、実は一コマしかない。
そりゃあ学年も学科も違うんだから、しょうがないんだけどさ。
後から知ったことだが、志津さんもこの講義をとっているらしい。

私とみく子さんが出逢ったあの日は、志津さんはお休みだったみたい。
落研の先輩にでも捕まっていたんだろう。

学食でカツカレーを食べていると、志津さんからメールが入った。
「今日三時限目出る??例の話したいんやけど」

私はメールを返す。
「はい、出ますよ?。じゃあちょっと早めに行きますね」

十分ほど早めに着くと、志津さんがいちごポッキーを食べつつみく子さんと話していた。
「あー、こっちこっち!」と手招きしている。
二人の後ろの席に着くと振り返って志津さんが、いちごポッキーを差し出しながら
「えっとねぇ、来週の金曜日、七時半に『呑処 お松』前に集合ね。
予定、大丈夫そう?」と言ってきた。
来週の金曜日はバイトもないので大丈夫です、と伝えると、志津さんは手帳に(カナちゃん ○)と書き込んだ。

志津さんは「なんでお酒飲めない私が幹事やらにゃならんのだぁ?!」と吼えている。
みく子さんは「飲み会、楽しみだなぁ?。お志津、幹事ありがとね☆」と、お得意の小悪魔スマイルで志津さんの顔を覗き込んだ。
志津さんは、うっ、と息を呑んで、まぁ、いいけど、と小さく答えている。

話しているうちに教授が来てしまったので、そこでおしゃべりは中断した。


講義が終わると、志津さんとみく子さんはバイトへ行ってしまった。
お花屋さんのバイトかぁ・・・可愛くていいなぁ。
二人がたまに話しているのを聞くけど、店長さんもいい人そうだし。
今度寄ってみようかな。



飲み会の日―――――


七時半ごろには『呑処 お松』の前に見慣れた顔が集まっていた。
「はーい、じゃあ中に入るよ?!!」
人数が多いので幹事も大変そうだなぁ。

私は人の流れに乗って真ん中より奥側に座ることになった。
近くには知り合いが居なかったので、人の話を聞いているうちに結構飲んでしまった。
目の前には日本酒(冷)と白ワイン、カシスオレンジのチャンポンセット。
ふわふわしてなんだか楽しい。

隣の人が「ごめん、モスコミュール頼んでー」と空いたグラスを持ち上げながら出入り口付近の人に頼んでいる。
それに続いて「あー俺、このピンクのやつ頼んでー」 「ピンクのやつってなにー?じゃぁ私こっちの黄色とオレンジのやつー」と注文が飛び交う。
みんなも結構酔っているわ。

頼まれた男の人が「え?えっ?」と焦っている。どうしたんだろう?

「おい、早く頼めよー!」
「そうだ、頼め頼めー!あははー。」

ちょ、酔っているとはいえどうなのよその態度はっ!

「おい、注文ぐらいさっさとしろよ!」

「え、えっと…」

「ピンクのやつだって!」

「ぁ・・・ぇ・・・?」

あの人困っちゃってるじゃん。そんな捲くし立てないで自分で頼めばいいのに。

「もしかして、ピンクが解らねーの?」

「………」

瞬間、騒がしかった場が静まる。
え、そうなの?だからそんなに焦ってたの?

「おいおい!あいつ色がわから…」

「ピーチフィズですねー」

ピッという電子音と共に女の店員さんが現れ、次々とオーダーを入力して戻って行った。

かぁっこいー!!
なんてかっこいいんだ、あの店員さん!女の子だけど惚れそうだ。

さっき騒いでいた男は、店員さんの登場に面食らっていたが、すぐに調子を取り戻して隣と話している。

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